窓の選び方
窓は、断熱性能を考える上で、一番大切になります。
ただ、家の中から外に逃げていく熱を第一に考えるので、
性能競争になり、どんどん性能が上がっています。
窓の性能が上がれば上がるほど、比例して快適性は上がっていくものでしょうか?
快適性は、家の中から外に逃げていく熱と、
家の外から中に入ってくるお日様の熱の両方を考えなければなりません。
一般的な、ダブルの樹脂サッシ 1.6mの掃き出し窓の場合に、
家の中から外へ逃げる熱量 一日24時間計算合計で、約1500wh~2000wh
家の中に入ってくるお日様の熱量 一日10時間計算合計で、約5000wh~6000wh
上記の数値が示す通り、
家の中に入ってくるお日様の熱量で、とても暖かく心地良いリビングになります。
特に冬の日照率が全国有数の栃木県では、お日様の恩恵を最大限受けることが可能です。
この計算では、トリプルサッシよりも、ダブルの樹脂サッシが最適解と言えます。
窓の設置方向、大きさや性能は、数値でしっかり考えると快適性が断然上がります。