国際競争力
日本の国際競争力は、1990年1位だったのに、2023年には32位に転落しています。
世界では賃金が平均で1.5倍~2倍になっているのに対して、日本は、ほぼ変わっていません。
何が原因なのでしょうか?
日本人は、どの国よりも労働時間が長く、まじめで一生懸命働いていると思います。
ただ、仕事のやり方が、ほとんど変わっていません。
競争力を高めている国や企業では、改善という現状から少しづつ良くしていこうという行為の他に、
ガラっとやり方をかえてしまうイノベーションが起きています。
「良い商品をつくって、お客様に喜んでもらう」という、企業の目的は忘れずに、
組織構造、商品開発方法、流通経路、製造プロセス、販売プロセス、
すべてを一からつくり替えるタイミングに来ているのかもしれません。