変動金利について
日本人は、70%が変動金利で借り入れをし、30%が固定金利で借りており、
アメリカは、70%が固定金利で借りていて、30%が変動金利で借りています。
リスクを許容するアメリカ人と、リスクを恐れる日本人が、逆の行動を取っています。
世界の常識では、金利は怖いんですが、日本人の多くは、金利のリスクを理解していないと思います。
ただ、このような状況を日本銀行、政府が容認してしまい、ずっと続いているので、金利がすぐに上がることはありません。
金利が上がったら、変動で借りている人は困りますし、住宅を購入する人も極端に減りますので、地方経済が落ち込みます。
そうなると、選挙も勝てないし、景気低迷で皆が不幸せになります。
世界の金利の常識から言うと、このほぼ0%の金利状況は、普通ではなく、異常です。
金利は、2%~3%くらいあり、若干インフレで、少しづつ成長していく世界が普通です。
インフレは、時間が経つにつれ、資産も増やすことができて、給与も上がり、未来に対して、希望が持てる世界になります。
デフレは、逆です。
住宅ローン金利について、
固定金利は、若干上がっていくと思います。
変動金利は、しばらくは上がらないけど、時間をかけてゆっくりと上げていきたいはずです。
しかし、日本経済は現状あまりにも弱いので、実際には、ほとんど金利を上げられないのが現実だと思います。